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■ ドスード・ニッサン、第24回「パリ・ダカール2002」制覇への決意 ![]() テクニカルレギュレーションの改変により、今回、カテゴリーはプロダクションシリーズ(旧T1)とスーパープロダクションシリーズ(旧T2とT3)の2部門だけとなった。ドスード・ニッサンモータースポーツは、新型の日産ピックアップを2台とテラノ(アメリカではNissan Pathfinderの名前で知られる)とエクストレイルを各1台、合計4台をスーパープロダクションシリーズにエントリーする。 新型ピックアップの市販車は、2001年9月、フランクフルト・モーターショーで初めて登場し、2002年に欧州、及び中近東を除く一般地域(含む 豪州・アジア)で市販される予定。パリダカ用の車両は、南アフリカ日産が開発し、パリ・ダカールに似たコンディション下でも当初からペースダウンすることなく完走することができた。そのため南アフリカ日産は、このプロジェクトにピックアップを提供し、ドスード・チームはこの南アフリカ日産の貴重な経験を生かして正確な技術改良を行なった。 ドスード・ニッサンモータースポーツのアンドレ・ドスード監督は、静かな自信をのぞかせる。「準備はすっかり整っている。日産のエンジニアは我々が南アフリカで与えたワークブックに忠実に従ってくれたし、ピックアップは新しいパリ・ダカールの規定を完璧に満たしている。確かにレースは進化しているが、ピックアップは正真正銘の4×4だ。ステファン(ペテランセル)とグレゴワール(デメビウス)も既に運転して、熱狂している。チームの士気も高く、スタートを1ヶ月後に控えて、あとは細部にマイナー調整を加えるだけだ」。
2台の新型日産ピックアップは、経験豊かなドライバーチームの手によってこの種のラリーでも思いのままに操られることだろう。ハンドルを握るのは、1台目がパリ・ダカールの二輪部門で6回の優勝を果たしているステファン・ペテランセル、2台目はワールドラリーチャンピオンシップですばらしい経歴を持つベルギー人ドライバー、グレゴワール・デメビウスだ。 ステファン・ペテランセルは、スタートを数週間後に控え、こう印象を語っている。「今年のコースはどちらかといえば“標準的”だけど、きっと予期せぬことも何度か起こると思う。この新型日産ピックアップは技術的にきわめて進歩している。4×4のニュージェネレーションであることは間違いないね。2〜3週間前、南アフリカで多くの"バハ"のようなレースに参戦し、テストもした。ただ、バハが2日で終わるのに対し、パリ・ダカールは17日間のレース・・・パリ・ダカールではパフォーマンスももちろん必須不可欠だが、それに加えて信頼性も求められる。自信はとてもあるし、アンドレ・ドスードのチームもいつものように必要なことをすべてやってくれているよ。チームは優れたプロフェッショナルばかりで、全員、自分がなすべきことを心得ている。この車なら表彰台をきっと狙えると思う」
エクストレイルを運転するフランスのロックスター、ジョニー・アリデーは、チュニジアとモロッコのラリーで運転した後、初めてパリ・ダカールに参加する。ジョニーをよく知るものによると、新しい挑戦へ向けて意欲満々だ。彼がこの競技に参加する理由は、この伝説的イベントに参加したいという偽りのない願いから来ている。また、エクストレイルの信頼性とチームのプロフェッショナリズムも彼の最終決定を促した。12月22日まで撮影という超過密スケジュールにも関わらず、ジョニーは、この分野のスペシャリストで過去の大会の優勝者であるルネ・メッジと共に12月28日、スタートラインに立つ。二人の息はぴったりで、ルネはジョニーにとって理想の師となるはずだ。 テラノのハンドルを握るのは、経験豊かなティエリー・ドラベルニュ。表彰台フィニッシュの常連で、総合部門でもすばらしい成績を残してくれるであろう。チームドスード・ニッサンモータースポーツは、アンドレ・ドスードがスタートしたプロジェクト。日産にとって彼の経験が決定要因となった。FPEE、ANTAR、BF Goodrichなどのスポンサーから支援を受けている。 最後に、ドスード・コンペティションはカスタマーチームのために6台の日産テラノをエントリーしている。そのため、2002年は4×4車の全レンジ(エクストレイル、テラノ2、パトロールGR、新型ピックアップ)が出揃うことになる。
■2002年ダカールに参加するドスード・ニッサンモータースポーツチーム
Press Release 2001.11.26
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