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STAGE 4 MADRID - RABAT Monday 31st December 2001
![]() トタール・ダカール3番目のスペシャル・ステージは、ラ・ソーテレインのステージとよく似ていた。気温が低いだけでなく、コースがぬかるんでおり、困難なラリーとなった。苦境からなんとか抜け出してきたとき、チーム・ドスード・ニッサンの4台はそのパフォーマンスに失意の色が隠せなかったが、さらに高い士気を抱いてスペインの首都を後にした。ニッサンの4台の汚れを完全に落とすのに、1台につき1時間以上もの時間が費やされた。長時間に及ぶ洗車の後、各車アルジェチラスを目指し、フルスピードで出発した。アルジェチラスへは途中タンジエールのモロッカン・ポートまでフェリーを利用し、そこからラバットまでの250kmに及ぶリエゾン・ステージを行く。 グレゴワール・デメビウスは、フィニッシュ・ラインを越える際、ステアリング・ホイールにしがみついた。「コース・サイドのバリヤーに突っ込んでヘッド・ランプが割れたんだ」と怒り心頭の様子。しかし、深刻なダメージは無く、不利な状況にはならなかった。
ステファン・ペテランセル/ジャン・ポール・コトレ組はダメージを最低限に抑えることができたものの、41番手の記録に終わり、とても喜べない結果となった。「こんなコースじゃ記録を出すどころか、遊ぶこともできない。ただ、トップを目指して、がむしゃらにタイヤを回して、バリヤとその後ろの大勢の観客を避けて走るだけ。このスペシャル・ステージは決定的に面白みに欠けてるよね。」 ティエリー・ドラベルニュ/ジャッキー・ドゥボワ組がプロダクション・カテゴリーの先頭をキープするとしたら、それは彼らの経験とモチベーションに拠るところが大きい。 「ニッサン・テラノは2回もエンストしたんだ。まったく、ラ・ソーテレインみたいだったよ。あきらかにサーキット・ブレーカーの位置がギヤ・レバーに近すぎて、間違えて触ったら全部落ちたんだ。泥の中で2回エンストして、20秒損したよ。おかげで68位になった。」とティエリーは言った。
真の第24回ダカールは明日から始まる。新しいショート・スペシャル・ステージ、交互ロールのワインディングコース、コルク、ユーカリ、松等の森林を走り抜ける高速コース等々。好天を望む!
PRESS INFORMATION 2001.12.31
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