![]() | ||||||
![]() |
STAGE 9 ATAR - ATAR Monday 7th January 2002
![]()
ゴールでは、オフィシャル・オブザーバーがグレゴワール・デメビウスを待ち受けていた。グレゴワールのニッサン・ピックアップは最後尾からスタートし、危険を冒さずに、グリッドに戻されることが決定された。
「ステファンのチェックのために一度止まったんだ。でも、彼に何もしてやることもできなかった。それから、シーケンシャル・ギヤ・ボックスのコネクティング・ボルトを戻すのに15分ロスした。パンクしたとき、何気なくアランにゴールまであとどれくらいあるのか聞いたら、彼は23kmと言っていたんだけど、そうしたらちょうどその時、イエロー・サインが出ているのを見て、ステージが20kmほど短縮されたことを知ったんだ。それまで、誰も僕達にそのことを教えてくれなかったんだよ」。デメビウスは、一度は運を味方に付けたかのように見え、小さなトラブルすら起こすことなく、ステージ優勝を狙うこともできた。
その一方で、ティエリー・ドラベルニュは表情が明るかった。「このステージは、どこに行っても石だらけでタイヤにとても負担が懸かるコースではあったけど、よくできていると思った。ナビゲーターの経験が問われる『基本に帰る』ステージだったね。僕達はそれにどう取り組むべきかわかっていたから、全てがうまくいったよ」。ステージ11位で、総合順位も11位になり、プロダクション・カテゴリーで、彼のニッサン・テラノは余裕のリードを続けている。 ニッサンX-TRAILのジョニー・アリデー/ルネ・メッジ組も、タイムロスした。彼らの車は、岩に衝突してホイール・ハブを破損してしまった。さらに、果てしない砂漠の真中で、他の車にわずかながら接触したことが、ジョニーを最も不安に陥れている。車の修理を終え、チームはビバークに戻った。
明日、選手達はティジクジャを目指し、最難関の一つで、467kmのスペシャル・ステージを含む502kmに渡るステージに臨む。壮麗な風景を抜け、数限りない砂漠を越えて行く。
PRESS INFORMATION 2002.1.7
|
![]() |
![]() |
|||
![]() |