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STAGE 7 OUARZAZATE - TAN TAN Thursday 3rd January 2002
![]() バッテリー・トラブルと2度のパンクで合計44分をロスし、マラソン・ステージの中間地点を12位で通過することになった。 その一方で、グレゴワール・デメビウスは現在トップを走る増岡のミツビシを視野に捉えながら、終日手堅いドライビングを見せた。グレゴワールはこの難所を「道は昨日より悪いね。砂も砂丘も無いけど、コース中、轍と穴と石だらけだったよ。増岡を見失うこともあったけど、何度かは近づいた。たぶん、僕達はミツビシと比べて、トップ・スピードで負けているんだね」と分析する。 アラン・ゲェネックの慎重なナビゲーションを受けニッサン・ピックアップをドライブするグレゴワールだが、先のスピード違反による落胆をいまだ若干引きずっているようだ。4分のペナルティが無ければ、トップとの差はわずか1秒のはずだった。 「ラリー・レイドでは、最終的に勝者となる車から14秒遅れでステージを終えるのは、ほとんど無謀とも言える」。車を停めてタイヤを交換しているステファンを見て、グレゴワールは、「同じ失敗をしないようにスロー・ダウンしたらタイムをロスしたんだ。でも、速さでは2位の篠塚には何秒か勝っている。このマラソン・ステージで、いろんなことがもう少しはっきりするかもね。」とコメントした。現在、彼は総合3位に着けている。
プロダクション・カテゴリーで、ティエリーはセカンド・ステージ以降トップに立ち、ローテルリーのミツビシ・パジェロやストゥルゴのメルセデスML430に対し、依然として余裕のリードを続けている。「すごくガタガタの地形だったけど、何とか特に問題無しに行けたんだ。このマラソン・ステージも同じように終えれたらいいね」。この地獄から無傷で這い上がってきたジョニー・アリデー/ルネ・メッジ組も同意見だ。「こんなに石がたくさんあるのは見たことないよ」と、現在69位のジョニー。他にも、22位のローレント・ブルグノンがこのステージで終始安定したドライブを見せた。
今夜、選手達はタン・タンを発ち、マラソン・ステージの後半コースへと向かう。370kmのスペシャル・ステージを含み、739kmに渡るこの行程はかなりのワインディングと砂が難度を高めている。選手達にとって、短い夜の始まりだ。
PRESS INFORMATION 2002.1.3
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