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STAGE 5 RABAT - ER RACHIDIA Tuesday 1st January 2002
![]() チーム・ドスード・ニッサンも例外ではなく、ドライバーがラリーの早朝ステージにリズムを合わせることができるよう、祝杯よりも十分な休息を取ることが優先された。アフリカ最初の85kmにも及ぶスペシャル・ステージでも、チームの仕事振りは完璧だった。ラリーはまだ始まったばかりだが、アンドレ・ドスードはチームの進捗状況をアップデートした。「とにかく車が新しいので、テクニカル・チームは、メカニカル・パーツのメンテよりも、ルーティンのチェックを慎重にする。チームは頑強な一枚岩となっているので、どんな局面を迎えようと不安はないさ」。これは正にチーム全体のコメントとも言えよう。
現在総合3位のペテランセルは、「ここまで来てもまだ発見があって、ピックアップの奥の深さを知る毎日だよ。特にこの車でアフリカを走るのは初めてだからね。今日、路面がガタガタだったり砂まみれだったりしたけど、車が能力をフルに発揮して、ドライビングはすごく楽しかったし、全く危ない思いはしなかった。登りも降りも荒地の横断もくぼみも安心して行けたし。短いスペシャル・ステージだったけど、多岐に富んだ面白い設定のコースだったね」と語る。
「今僕達はラリーをしているんだ。だから尚更ルネのアドバイスを聞くよ。彼は優秀だ。僕はこぶだらけの道の走り方を学んだ。一分一秒が勉強なんだ」とジョニーがコメントするのを受け、ルネも、「ジョニーはすごい潜在能力を持っている。呑み込みが速いし、ホイール捌きもなかなかのもので、的確なタイミングで速く走ることができるんだ。このラリーまで彼と組むチャンスが無かったなんて、もったいないよ」と語った。彼らはスペシャル・ステージを74位で終えた。 丸一日に及ぶラリーを終え、チーム・ドスード・ニッサンの士気は高い。明日のレグ6のスペシャルステージは全長338km。ニッサン・ピックアップは、増岡、クラインシュミット、篠塚、フォントネの駆る強敵ミツビシ軍団と対決する。コースは高速で岩がち、そして所により「ジャンピー」。南方の砂漠地帯を越え、初の砂丘、エルグ越え(伝説のメルズーガのシェビン・エルグ)が待ち受ける。182kmのリエゾン・ステージの後、夜はオウアールザザテで一泊となる。
PRESS INFORMATION 2002.1.1
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