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STAGE 13 - 2nd part of the Marathon Stage KIFFA - DAKAR Saturday 12th January 2002
![]() ラリーはあとローズ・レイクを残すのみとなり、チームはマニュファクチャラーに成功をもたらすべく、スタート時同様の好調なペースでゴールまで走り切ろうとしている。それはアタールでの休息日以来ずっと目標に掲げてきたことである。続発するトラブルとパンクに悩まされ遠ざかっていた勝利の喜びを、キファからダカールまでのステージで再び手にした。それはグレゴワールにとって165kmの純粋なドライビングの喜びである。 「短かったけど、元気を取り戻したよ」。サバンナのコースを慎重にドライブしながらも飛ばして行き、ナビゲーターのアラン・ゲエネックは無数に存在するパラレル・ルートに惑わされることはなかった。「ルートは高速ワインディングでテクニカルな大変な道だったけど、アランは全くミスを犯さなかった。彼には脱帽だよ。今回は燃料もばっちりだったしね」とグレゴワールはおどけてみせた。
ティエリー・ドラベルニュ/ジャッキー・デュボワ組のニッサン・テラノの中は静寂に満たされ、前日のステージでプロダクション・カテゴリーのトップの座を譲ってしまったことへのチームの落胆振りを物語っていた。しかし、彼らの負ったペナルティは3時間から1時間へと軽減され、彼らの顔に再び笑顔が戻った。 「僕達はプロダクション部門のガソリン車トップでゴールすることにこだわってきた。どうすることもできなかったペナルティだから、軽減されてよかったよ」。ティエリーがニッサン・テラノから降りるのを見つけて、ジャン・ジャック・ラット(プロダクション部門ディーゼル車トップ。総合9位。)が祝いの言葉を掛けに寄って来た。「君にトラブルが起きなかったら、僕達は追いつけなかったからね」とライバルの彼は言う。
ジョニー・アリデー/ルネ・メッジ組は第15ステージを終え、疲れ果てた様子だった。一晩ぐっすり休めば、ローズ・レイクの名誉あるコースに臨み、アラスから夢見てきた魅惑のエリアに辿り着く体力を取り戻すだろう。 スタートでは、ニッサン・ドスードがサポートするチームは5チームだったが、ゴールしたのは4台のニッサン・テラノとなった。ローレン・ブルニォン/ガイ・レネブ組は1時間のペナルティを受けたものの、現在総合13位。ティシットからキファまでのステージを終え、幸運にも大した影響を受けず、ディディエ・バシェ/ロワ・ファゴー組は20位、ジャン・フランソワ・ギノー/マンフレッド・クロワ組は28位、ジャッキー・ブルギン/フィリップ・デバインデルは31位にそれぞれ着けている。
PRESS INFORMATION 2002.1.12
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