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イベント

2019.11.06

NISMO FESTIVAL at FUJI SPEEDWAY 2019の見どころ vol.5

ミハエル・クルムが語るNISMO FESTIVAL at FUJI SPEEDWAY 2019の見どころ

海外でのレースが続いたとき、FESTIVALでみんなと会えたことは本当にうれしかった

2011年、僕はFIA GT1世界選手権でチャンピオンになりました。あのプロジェクトは、GT-Rが初めて世界選手権に出るという大きなプロジェクトで、09年のテストから始まり、10年に初参戦、そして11年にタイトルを獲るという、3年計画だったんです。とてもレベルの高い目標で、達成できるかどうかも不安でしたが、それまで約10年間ずっと日本でレースを戦っていたのに、いきなり海外でのレースになり、環境が変わったことも僕にとっては大きいことでした。日本にあまりいられなかったこともさみしかったですね。NISMO FESTIVALで久しぶりにみんなと会えたことと、そういう特別な場にチャンピオンとしていられたことはとても嬉しかったです。海外のレースでしたが、みんな細かくチェックしてくれていて、それも嬉しかったですね。ドライバー同士もなかなか会って話をする機会がありませんが、レジェンドドライバーも含めて、みんなに会えることも貴重な経験です。

NISMO FESIVALには、本当に毎年たくさんのファンが集まってくれます。レーシングドライバーは、普段レースの時はなかなか時間がなかったり戦いに集中したりしているので、皆さんとコミュニケーションをとることができません。でも、フェスティバルでは違います。たとえば同乗走行なんかは僕たちもすごく楽しいですよ。ドライバーがマシンの中でどんな仕事をしているのか、自動車レースはそれがあまりよく伝わらないのですが、それを目の前で見たお客さんたちは、「こんなにハードなことをしているの?!」とすごく驚きますし、楽しんでくれます。その顔を見ると僕たちも嬉しいですね。

NISMOロードカーのコンテンツも忘れてはいけませんね。毎年たくさんのNISMOロードカーのオーナーが集まってくれます。中には、僕が校長を務めているNDA(ニスモ・ドライビング・アカデミー)に参加してくれた人もいると思います。NDAに参加すると、クルマの限界を体感できるので、もっとクルマを楽しめるようになります。受講してくれた生徒の皆さんに会えるのも楽しみですね。フェスティバルでは、NISMOロードカーの魅力もたくさん感じてもらえたらと思います。

【ミハエル・クルムアンバサダーからのメッセージ】

 

 
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