2019.09.30
NISMO FESTIVALで印象に残っている…というか、いつも楽しみにしているのが、昔のレーシングマシンに乗れること。小学生のころにあこがれのクルマだった、星野さんのカルソニックブルーのグループAマシンに乗れた時は、「日産ドライバーになってよかったなぁ」って思いましたね。貴重なクルマですから、壊さないように、大事に乗らなきゃって緊張はするんですけど、実際走ると結構攻めの走りになっちゃうんですよ。本番に向けたチェック走行で、どのクルマに乗るかは担当が決まっているんですけど、時間が余ったら自分が乗りたいと思っているクルマに乗らせてもらえることもあるんです。グループAには、毎年乗せてもらっています。
今年はGT-Rの50周年という節目の年。幅広い年代のGT-Rが揃うところを見てほしいですね。それは市販車に限らず、レーシングカーでも歴代の、栄光を飾ってきたマシンがたくさん登場します。来年からまたレギュレーションが変わって、GT500マシンもこのモデルは今年が最後になりますから、ぜひその走りを楽しんでほしいです。レースマシンだと、僕が開発に携わったリーフRCも登場します。未来のGTカー、EVスポーツカーという意味合いのコンセプトカーで、これもめったに見ることができないクルマなので、その走りや音、未来感を楽しんでほしいです。
市販車でいえば、やっぱりNISMOロードカー。たくさん集まってのパレードは見ている方も、参加している方も楽しいと思います。僕自身、先日2020年モデルのGT-R NISMOを買ったので、オーナーの皆さんと一緒にパレードに参加できたら楽しいなぁと思います。