Back to News List

イベント

2019.10.23

NISMO FESTIVAL at FUJI SPEEDWAY 2019の見どころ vol.3

柿元邦彦が語るNISMO FESTIVAL at FUJI SPEEDWAY 2019の見どころ

様々なレースカーが集まり、ドライバー、そしてファン同士が交流を深める、年に一度の機会ですね

モータースポーツが何のためにあるのか。それは、我々でいうならば日産ファン、ニスモファンを増やし、そのファンの皆さんに満足してもらうためにあります。レースで我々の戦いを見せることはもちろんですが、ファンの皆さん同士が交流し、また我々との交流を深めることで、より満足してもらう。ファンの集いというのがNISMO FESTIVALの狙いなんです。自分たちの手作りでイベントが始まったのもそういう理由からで、スタッフは準備が大変ですが、毎年大勢のファンの皆さんが足を運んでくださる。しかも、有料でも足を運んでくださることが、NISMO FESTIVALの価値の高さを示しています。そういう素晴らしいイベントを続けて来られているのもファンの皆さんのおかげですね。

NISMO FESTIVALでは、ヘリテージカーを単に展示するだけでなく、サーキットを走る姿も見てもらっていますが、これもファンの皆さんは楽しみにしていただいているのではないでしょうか。毎年、ル・マンに参戦した車両もヘリテージカーとして展示や走行を行いますが、やはり、私自身、深くかかわってきたR390、R391が走行する姿を見るのは感慨深いですね。

R390の最初の年、1997年は散々な結果でした。その苦しさが翌年につながり、1998年には星野一義/影山正彦/鈴木亜久里組で総合3位という結果を得ました。様々な国のスタッフがひとつのチームとして組みましたが、その中心となった私は、文化の違いや、それをどう克服するかということを学んだ、非常に勉強になったプロジェクトでしたね。星野さんの最後のル・マンでもあり、あの3位は非常に大きいものでした。

そんな、日産の歴史的価値のあるヘリテージカーも、最近活躍しているクルマも一堂に会するイベントがNISMO FESTIVALです。ドライバーやニスモスタッフとも身近に接することのできる良い機会。絶対に楽しいので、ぜひ足を運んでほしいと思います。

【柿元アンバサダーからのメッセージ】

 

 
Back to News List