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僕のレーシングヒーローはミハエル・シューマッハーです。僕がF1をテレビで見るようになったのは11歳のころで、丁度そのころシューマッハーがF1にデビュー(91年)しました。テレビで彼の走りを見てすごいって思いましたね。彼はきっとチャンピオンになるよって僕は家族に言っていましたから! 事実、彼は当時のトップドライバーであったアイルトン・セナやナイジェル・マンセルらと激しくバトルを展開して競り勝っていきました。ドライビングスタイルはとてもアグレッシブで、時にはクレイジーな程。特に印象に残っているのは、初めて優勝した雨のスパ(92年ベルギーGP)と、因縁のライバル、ミカ・ハッキネンとタイトルを激しく争ってチャンピオンを獲得した鈴鹿(00年日本GP)の2レースですね。
だから今年で彼が引退するというのはもちろん残念なニュースでした。彼の次の、本当のヒーローもしくはスーパースターが生まれるには時間がかかると思います。
フェルナンド・アロンソは2年連続でチャンピオンになりましたが、彼はまだ2回“しか”チャンピオンになっていないのです(シューマッハーは5年連続を含む7度のチャンピオン)。
おそらくフェラーリのこれまでのような黄金時代も終わるでしょう。
そう。シューマッハーは、ドライビングスタイルが素晴らしかっただけでなく、低迷していたフェラーリを強くしてトップチームにまで育てました。チームのみんなを束ねて高いレベルを何年も維持しています。そのリーダーとしての手腕も優れていたと思います。
僕はもちろん彼のことを尊敬しているけれど、彼のようになろうとは思わないですね。どのドライバーも違うスタイルを持っていると思うから。でも、いつかワールドタイトルは獲ってみたいです!
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