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子どものころにテレビでF1を見て憧れたのは、やはりセナですね。とにかく格好良かった。 予選での1発の速さもそうですが、あのマンセルを
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押さえつけて優勝したモナコGPは本当に格好良くてしびれました。彼は周囲の人を引き寄せる魅力を持っていたと思います。
97年にカートから4輪に転向することになり、フランスで武者修行をしたのですが、フランス人の若いドライバーたちも母国のヒーローであるプロストではなく
セナに夢中でした。当時、レースをしていた子たちのカリスマでしたよ。実際に彼の走りを見たのは92年の日本GP。ただひたすらすごいと思って見ていました。実力で言ったらやはりシューマッハーでしょうし、アグレッシブな走りで楽しませてくれたのはマンセルでしたが、やはり僕のヒーローはセナですね。
もうひとりのヒーローは父(春人)です。小さいときにサーキットへ連れて行ってもらい父のレースを見たことはありますが、90年代には監督業をやっていましたから、特に大きな思い出があるわけではないです。でも僕も4輪に上がって日産のドライバーになり、父がどんなレースをやってきたのかということをいろいろな人から聞くようになりました。そして僕もZに乗れることになり、父親の偉大さが分かるようになりました。
僕はまだまだこれから、成長し自分を磨いていかなければなりません。柳田真孝が僕のヒーローだって言われることを目指して頑張っていきます。今は身近なところに本山さんという先輩がいるので、本山さんのレースに対する取り組み方などをどんどん取り入れて行こうと思っています。
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