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ブレーキに厳しく 加速性能が問われるコース
本州最西端のサーキットである山口のセントラルパークMINEサーキット。前身は73年にオープンした西日本サーキットで、日本では珍しい左回りコースだった。MINEは1km近いホームストレートと、短いストレート、さらにそれらをつなぐタイトなコーナーで構成される1周3.330839kmのテクニカルコース。全体的に“ストップ&ゴー”といわれるレイアウトで、ブレーキに厳しく加速性能が問われる。さらに路面のµが低く、タイヤがグリップしにくいという特徴を持っている。
コースはフラットに近いが多少のアップダウンがある。ホームストレートが最も高い場所に位置し、インフィールドは1段低い場所にあるため、グランドスタンドからはコースが良く見える。見応えがあるのは、最終コーナーからフル加速した車両による、1コーナーでのブレーキング勝負。また終盤戦の勝負をかけてのレースとなるため、レース序盤には1コーナー、2コーナーで接触や混乱が起きやすい。
Cカー時代からNISMOが得意とするコースのひとつである。
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