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Round 7
CP MINÉ GT RACE
10.26 sat / CP MINÉ CIRCUIT
jgtc
ザナヴィ ニスモGT-Rが5番手タイム

公式予選1回目
10:30〜11:30 Fine - Cloudy / Dry

JGTCシリーズも終盤の第7戦を迎えた。チャンピオン争いは、いまだ混戦模様。新エンジンへの切り替え時期とあって、例年に比べてポイント収集が出遅れ気味のニスモチームだが、#22ザナヴィ ニスモGT-Rクルーにはチャンピオンの可能性が残されており、得意とするこのMINEサーキットで起死回生を狙う。また、#23カストロール ピットワークGT-Rも、レギュレーション変更で車両の仕様が大きく変わる2003年シーズンに向け、VQエンジンとシャシーの開発に余念がない。

不安定な天候との天気予報とは裏腹に、MINEサーキットのある山口県中部は天高く晴れ上がり、10月末だというのに、半袖で十分という温暖なコンディションの中、公式予選1回目が始まった。路面はドライ。予選開始早々に#23カストロール ピットワークGT-Rはエリック・コマスがコースインした。コマスはいきなりタイムアタックし、1’23”037のタイムを記録した。その後、油圧系統のワーニングランプが点灯していたため、チェックのため走行を中断した。

一方、トラック面のアスファルトが安定しない予選初期の時間帯を避け、予選開始10分後にコースインした#22ザナヴィ ニスモGT-Rは、本山哲がタイムアタックを担当。4周目に1’22”569を出して5番手のポジションを獲得した。

2台のニスモGT-Rは、GT300との混走時間をセカンドドライバーのクォリファイと決勝に向けたシャシーのパランスチェックに使った。公式予選が終了した11:30には突然それまでの青空が暗転し、強いシャワーがMINEサーキットのパドックを水浸しにした。

ニスモチーム小河原監督
「クルマは2台とも同じスペックです。1100kg仕様を選び、タイヤもソフトコンパウントを選択しました。ハンディウェイトは、#22が10kgで、#23はなしです。1回目の予選は、#22はうまくいきましたね。#23は、コースインが早すぎたかもしれません。トラック面ができていないうちだったので、トラフィックがクリアでもうまくタイミングがつかめなかったようです。でも、まだタイムアップできそうです。ここはGT-Rには向いているコースだし、タイムアタック用のセットアップにはドライバーも満足してくれています。午後のセッションは、#23は良い条件でタイムアタックすることを目標にします。#22は、ポジションアップを目指します。ここは、コース幅が狭いので、予選ポジションをなるべく上げておくことが肝心です」

Round 7 Qualify / 10.26 sat 10:30〜11:30
Result GT500

POS No Car Driver Time
1 36 トクホン トムス スープラ 土屋 武士 / ワイン・ガードナー 1'22"061
2 64 Mobil 1 NSX 松田 次生 / ラルフ・ファーマン 1'22"179
3 76 イエローコーンマクラーレンGTR 服部 尚貴 / 田嶋 栄一 1'22"462
4 16 無限NSX 道上 龍 / 伊藤 大輔 1'22"484
5 22 ザナヴィ ニスモ GT-R 本山 哲 / ミハエル・クルム 1'22"569
6 8 ARTA NSX 土屋 圭市 / 金石 勝智 1'22"660
7 37 ZENT トムス スープラ 黒澤 琢弥 / パオロ・モンティン 1'22"675
8 30 綜警 MclarenGTR 岡田 秀樹 / 黒澤 治樹 1'22"690
9 35 プロジェクトμエスペリアスープラ 影山 正彦 / 脇阪 薫一 1'22"842
10 18 TAKATA童夢NSX セバスチャン・フィリップ / リチャード・ライアン 1'22"871
14 23 カストロールピットワークGT-R 影山 正美 / エリック・コマス 1'23"037
16 12 カルソニックスカイライン 田中 哲也 / ブノワ・トレルイエ 1'23"347

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