公式予選2回目
15:00〜16:20 Cloudy / Dry
突然の降雨の後、ふたたびMINEサーキット上空は晴れ上がり、2回目の公式予選が始まった15:00前にはコースもドライに戻っていた。
GT300との混走からスタートした公式予選では、GT500各チームは再度タイムアタックするためのチェック走行を行なった。午前のセッションで2台ともオーバーステア気味のハンドリングであったニスモのGT−Rも、この時間を使ってサスペンションや空力の調整を行い、2度目のタイムアタックに備えると共に決勝用のセットアップを続けた。GT300の占有時間に#3シルビアがエンジンブローしたため、予選走行が中断。GT500の占有走行は、予定より20分遅れて開始された。
#23カストロール ピットワークGT−Rは、アタッカーのエリック・コマスがコクピットに収まり、5周の確認走行ののちニュータイヤに交換。気合も十分にコースインして行った。そして、3周目に1回目のタイムを約0.2秒上回る1’22”848をマーク。1周クールダウンしてさらに、タイムアタック走行に臨んだ。そして、チェッカーフラッグの直前に1’22”783にタイム更新して予選を終了した。
#22ザナヴィ ニスモGT−Rは、本山が再アタックに臨んだ。しかし、他のチームもアタック走行を行なっていたため、クリーントラフィックを待ち、フレッシュタイヤのグリップを温存する走行を数周行なった。そして、いざタイムアタック!コース中間地点までの区間タイムは午前のセッションのタイムを上回るものの、その後先行車に引っかかり、ベストラップ更新のチャンスを逃した。
1秒の間に17台のGT500車両がひしめく大接戦の公式予選。シーズン終盤に相応しい白熱したバトルとなった。