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さまざまな表情を持つ国際コース
ツインリンクもてぎは、栃木県南東部に造られた近代的なサーキットで、わが国で唯一の本格的オーバルコースを持つ。このオーバルとロードコース、ふたつの国際コースからツインリンクの名称がつけられている。JGTCで使用されるのは4.801379kmのロードコース。
このロードコースは大きく2つのセクションに区分される。オーバルの内側には3本のストレートが90度ターンのコーナーでつながれるストップ&ゴーのセクション。オーバルをアンダーパスでくぐると高速コーナー、上りながらのS字、タイトなV字コーナー、上りのストレート、そしてヘアピンを過ぎると一気に下りとなるストレート、90度コーナー、再びオーバルのアンダーパスをくぐってインフィールドへ入るとタイトなシケインとさまざまな表情がつけられている。
このコースとGT-Rの相性は悪くなく、00年は優勝、昨年も3位の成績を残している。今回は回頭性能に優れたVQエンジンを搭載して、タイヤにやさしい走りができることもあり、GT-R勢の活躍が期待されるところだ。
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