公式予選1回目
10:44〜12:03 Cloudy - Rain / Dry - SemiWet
公式予選2回目
15:20〜16:38 Cloudy / Dry
JGTC第6戦は栃木県・ツインリンクもてぎのロードコースで開催。今回もニッサン車は、GT500クラスにGT-Rが3台、GT300クラスにシルビアが2台参戦。8月28日をもって現役ドライバーを引退した星野一義監督に代わり、昨年の全日本F3選手権チャンピオンであるブノワ・トレルイエがカルソニックスカイラインのセカンドドライバーに起用された。またGT300のシルビアには今回からリヤにディフューザーが採用され、更なるスピードアップを狙っている。
これまでの戦績により、今回搭載しているウェイトハンディは、本山哲/ミハエル・クルムの#22ザナヴィ ニスモ GT-Rが40kg。影山正美/エリック・コマスの#23カストロール ピットワーク GT-Rはハンディなしで、田中哲也/トレルイエの#12カルソニックスカイラインは性能調整1ランクアップで、リストリクター径が0.6φ広がっている。またGT300のハンディは、山野哲也/柳田真孝の#3ユニシアジェックスシルビアが80kg、大八木信行/青木孝行の#81ダイシンADVANシルビアが60kg。
前夜の雨は上がり気温19℃、曇り/ドライというコンディションで、予選1回目が10時45分にスタート。最初の20分間はGT500クラスの枠で、途中、コースオフした車両を排除するため2回の赤旗中断があったが、#23GT-R(影山)が1分47秒423で6位、#12GT-R(田中)が10位、そして#22GT-R(本山)が17位となった。
次の20分間はGT300クラスの枠で、このころからポツポツと雨が落ちてきた。この枠よりも最後の20分間の混走枠の方がコースも乾きコースの条件がよくなったため、タイムアップする車両が続出。#3シルビア(柳田)が6位、#81(青木)が13位というポジションを得た。
15時20分からの予選2回目も気温は上がらず20℃のままだが、雨の心配はなさそう。20分間の混走枠の後、GT300の20分間のセッションが始まった。終盤に続々タイムアップする中、シルビア勢もコースレコードをマークしたが、#81シルビアが8位、最後の最後にタイムアップを果たした#3シルビアが7位となり、これが予選総合結果となった。
最後の20分間はGT500の枠で、最後の6分間に各車のタイムアタックが集中した。この中でGT-R勢はタイミング悪く、遅い車両やイエローフラッグに引っかかるなどして3台ともタイムアップならず。#23GT-Rが12位、#12GT-Rが15位、#22GT-Rが18位という予選結果となった。