公式予選1回目
10:44〜12:03 Cloudy - Rain / Dry - SemiWet
9月14日、「ツインリンクもてぎ」でJGTC第6戦の公式予選が行われた。今回は、今季話題のニューカマー、HKSメルセデスがいよいよレースデビューを果たすこととなった。この日の朝、前日夕方から降った雨がコース全域をぬらしていたが、JGTCの公式予選が開始された朝10:45には、レコードライン上はほぼドライになっていた。天候は曇り、19℃とやや肌寒い気温であった。
ニスモからエントリーしている#22ザナヴィ ニスモGT-Rは、前回の富士戦で2位となったため、ハンディウエィト40kgを積んでいる。#23カストロール ピットワークGT-Rは、ハンディなしで臨む。
公式予選1回目。#23は、影山正美がアタッカーとして、コースイン。影山は、コース状況を見るためにウェットタイヤで1周し、予選用タイヤに履き替えて再度トラックに向かった。6周目に1'47"423のベストタイムを記録。その後勢いあまってスピンアウトしたが、GT500時間帯は6番手で終えることとなった。#22は本山哲がタイムアタック担当としてコースに入った。しかし、タイミングが合わず、ベストタイムは1’48”318であった。「フロントタイヤがなかなか暖まらなかった。やっと温度が上がったと思ったら、もうリヤのグリップは落ちていた。」と本山。ポジションは、17番手であった。
続くGT300占有時間には、パラパラっと降雨があったものの、ウェットにまではならず。GT500/300混走時間は、#22はミハエル・クルム、#23はエリック・コマスがコクピットに収まり、クォリファイを受けた。午後のセッションは雨との予報があるため、残りの走行時間は2台ともドライでのセットアップ走行にあてた。