
皆さん、こんにちは!
今回もセパンの暑さに負けないくらいの熱い応援ありがとうございました。今年のセパンは、かなりのお客様でスタンドが埋め尽くされました。スタート前にはマレーシア国歌と日本国歌が流れるのですが、いつもこの瞬間はスタンドのお客様を見ながら、そして歓声を聞きながら、このお客様の前でトップでチェッカーを受けるんだ、という思いで胸がいっぱいになります。
しかし、その思いは叶わず、23号車は9位でチェッカーを受けることとなりました。
予選も9位でQ1で敗退。その結果をモニターで見ていた私たちはしばらく呆然としてしまいました。
RONNIEも予選を走れなかったことに、残念な表情を隠しきれていませんでした。また、セパンは自信を持って臨んだだけに、うまくことが運ばないことにも悩んでるようにも見えました。
柳田くんも予選後は少し落ち込んでいましたが、柳田くんはあの優しい穏やかな性格の反面、意外と図太いところがあるのです。だから、レースまでにはきっと気持ちを切り替えられると分かっていました。「図太い」とは決して悪い意味ではなく、彼が一度GT500のシートを失うも、そこからまた這い上がり、そしてここまで至るには色々な苦労もしたし、色々な思いもあったのだと思います。