Vol.2 - 2013.4.30

Round2 富士戦を終えて

皆さん、こんにちは!
SUPER GT第2戦富士も熱い応援ありがとうございました!
珍しく設営から撤収まで天候に恵まれたレースウイーク、GWということもありたくさんのお客様がサーキットまで応援に駆けつけてくださいました。そんな中良い成績を残したかったのですが、残念ながら23号車は満足にレースが出来ないままリタイアとなってしまいました。

富士では3月にテストも行い、富士レースにきちんと焦点を合わせたマシンや作戦を入念に準備し、NISMOチームはサーキット入りしました。

Q1は柳田くんが担当し、しっかりとロニーにたすきをつなげる形でQ1を6位で通過しました。「少し慎重に行き過ぎた」という柳田くんではありますが、アタック中に赤旗中断があるなど、少しバタバタした予選であったことも考えれば、Q1の予選アタックドライバーとしての役目を充分に果たしてくれました。その赤旗中断後の残り5分の間に全車がタイムをどんどん上げていき、見ている方も最後の最後までハラハラしましたが(笑)。意外とQ2よりもQ1の方がプレッシャーがあるんですよね。

Q2でのロニーの走りは完璧だったと思います。今回は500kmという長いレース。その中で「3位セカンドロー」は充分な結果!もちろんエンジニアのタイヤチョイスも成功したと思いますし、これぞNISMO!という予選が出来たのではないかな、と思います。

そして、決勝。グリッド3番手で23号車の周りは全て富士を得意とするレクサス勢。まさに四面楚歌という感じで(笑)、スタートドライバーのロニーはいつも以上に緊張した様子でしたが、速いレクサス勢の間に予選で食い込むことが出来たことは、とても嬉しいことでもありました。

スタートはキレイに決まり、前を走る2台にきちんとついて行けている様子でした。11周目には後ろを走る6号車にうまくかわされ、4位に順位を下げてしまいましたが、まだまだこれからだと落ち着いてレースを観ていました。しかし19周目、モニターでコーナーをアウトに膨らむ23号車が見えた瞬間、「壊れた」とロニーの声が無線から聞こえました。リスタートすることは不可能であったため、残念ながらそこでレースを終えることとなりました。

年に一度の500kmレース、やはりきちんと走りきりたかった。

実は、前回の岡山戦では少しタイヤ交換に時間がかかってしまいました。今年新しく投入したホイールに装着しているフィンがタイヤ交換を難しくさせているのですが、それはGT500のGT-R全車に言えること。言い訳は通用しません。そのため、2度のピットストップに備えて、メカニックたちは何度も何度もタイヤ交換の練習をしてきました。

メカニックの小笹さんは今年からは若手メカニックに、「23号車のタイヤ交換」という大役をバトンタッチしたのですが「20年間のメカニック人生、ほとんどタイヤ交換をやってきたけれど、こんなにリラックスしてレースを観ることが出来たのは、前回の岡山が初めてかもしれない」とレース前に話していました。もちろん、それでも気楽にレースを観ているわけではありませんが(笑)、やはりそれだけ自分でも気がつかないところで、メカニックたちはピットワークにプレッシャーを感じているのだな、と思いました。確かに、そこで勝敗を分けることも大いにあるのですから、責任は重大と言えるのです。

今回は練習の成果を皆さんに披露することは出来ませんでしたが、また更に練習を重ね、セパンでは自分たちの納得のいくピットワークが出来ると信じています。

GT-R勢としては12号車が5位、1号車が9位、24号車が12位というとても苦い思いのレースとなってしまい、納得の出来る結果を残すことが出来ませんでしたが、この結果を胸に、課題を1つずつ明確にしていきたいと思います。そして、2戦連続リタイアとなってしまった3号車のみんなも同じ思いだと思います。

最後に・・・今回の23号車のリタイアの原因が駆動系のトラブルということで、NISMOとしては共に戦っているミシュランタイヤ、スポンサー、そしてNISMOを応援してくれているファンの皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいです。

また、私個人的な反省なのですが、「勝利」への執着心や執念が少し足りなかったような気がするのです。今だから言えることですが、500km走りきることが出来るか、初めからどこかで小さな不安がずっとありました・・・。しかし、そんな不安を持っていること自体マネージャー失格だと思うので、何としてでもセパンでは勝つ!!と自分たちNISMOを信じきろうと思います。そして表彰台の真ん中に何としてでも登りつめる気持ちで、皆1つになって戦います。

海の向こうになりますが、セパン戦も応援よろしくお願いいたします。
ありがとうございました!!