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モータースポーツ

2016.05.18

第4回 英国 シルバーストーン

エンデュアランスシリーズ第2戦のシルバーストーンはリタイヤでレースを終えました。

去年の結果から考え、シルバーストーンはGT-R GT3にとって得意なコースだと思って挑んだレースでしたが、新車GT3勢の速さに圧倒されてしまう結果になると同時に、リタイヤでレースを終えたことは自分たちも不本意でした。

練習の時から、去年のレースでGT-Rが出したポールタイムと同等のタイムを出し、マシンバランスは大きく外れたところにはないように感じていましたが、トップタイムと比べると1秒の差をつけられていました。しかし、5戦しかないシリーズでノーポイントに終わることは避けたいと誰もが思っていたので、自分たちのベストを尽くしてポイントを持ち帰ろうと意気込んでいました。

予選Q1をルーカスが行きましたが、アタックラップにフェラーリとまさかの接触をしてしまい右フロントを大破してしまいました。ルーカスに対して、何をやっているんだ!という気持ちはありますが、ルーカスも頑張って今の状況を打破しようとしていたのかもしれません。車は酷い状態でしたがQ2までにメカニックが急いで修復してくれ、時間内に間に合うことができました。

Q2は僕が行ったのですが、Q1の接触でタイヤをバーストさせてしまったので、レースで使うはずだったNEWタイヤを急遽Q2で履くことになりました。なので、僕の役目は接触の影響の確認とタイヤを使わずに1周だけ遅いペースで計測をしてタイヤを温存することでした。車はステアリングが少し傾いていたのですが、それ以外は問題無く、なんとかQ3につなぐことができました。

Q3のアタックはアレックス。Q1、Q2で車を仕上げることができず万全な状態でのアタックはできなかったと思いますが、それでも自己ベストを更新してくれました。しかし結局32位と不本意な順位から決勝をスタートしなくてはなりませんでした。

決勝はアレックス→高星→ルーカスの順番。

32位という中盤の位置は1番危険な順位です。ジェントルマンドライバーが多いことと、自分のペースで走れず、前後の車に挟まれてしまうからです。アレックスもそれを意識してスタートしてくれたと思いますが、レースは対相手との戦いなので自分ではどうすることもできない時もあります。スタート後のターン9という低速コーナーで左右から挟まれてしまい接触。左フロントにダメージを負いBOX。それでもメカニックが直してくれ7周遅れでレースに復帰しました。

アレックスのスティントを終えて僕にドライバーチェンジ。ピット作業を終えピットアウトしようとエンジンをかけるが….エンジンがかからない!色々な手を尽くしましたがかからない。

レース残り45分で原因がわかりエンジンがかかりましたが、リタイヤする決断に至りました。

そして優勝した車は84号車のメルセデス AMG GT3。モンツァでも2位だったので圧倒的に速い。予選でも決勝ペースでも常に1.5秒くらいは僕らより速かったように思います。正直、どう戦っていいかわからないという思いはありますが今の状況でも、もっとやれたことがある!という部分をチームと見つけ前進していきたいと思います。

今回もたくさんの応援ありがとうございました。

次戦は6月24日、25日にポールリカールであるエンデュアランスシリーズ第3戦です。

約1ヶ月あり、色々考える時間が僕たちにはあるので、もっと速くなれるように頑張ります。

おまけ 1

僕がUK生活で見つけてしまい後悔をしているお菓子。
ヴィネガー味のポテトチップス。日本では見たことがないと思いますがUKでは、どこでも売っています。
お酢好きの僕としてはたまらない。汗
ポテトチップスだからカロリー高め、食べちゃいけないとわかっていても食べてしまう。
このブログを書いている今も食べてます。
たぶん明日も食べてます。汗
もう日本にも持って帰るかも。( ´ ▽ ` )ノ

おまけ 2

チームから30分くらいのところにあるBicester Villageは御殿場アウトレットのようなところ。ここで服などを買っています。

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