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モータースポーツ

2016.04.27

第2回イタリア　モンツァサーキット

スプリントカップ開幕戦のミサノから2週間がたち、もうエンデュアランスカップが開幕しました。

僕はミサノの後UKに帰ってきましたが家（ニスモハウス）には帰れず、ずっとホテル生活をしていました。今後のレースに備えて練習が必要ということでブランズハッチに行ってF3でテストをして、その足でニュルブルクリンク24時間レースの予選レースに行き、土曜日の午前中にGPコースだけの走行があったので参加させてもらい、充実した日々を過ごしました。

最近は僕が走ると雨が降るという事実が続いて困っています（汗）もちろんブランズハッチもニュルも雨降りました。笑　雨男は千代さんだけのはずだったのですが…。ブランパンシリーズ以外にも変なのも受け継いだみたいです。

この他にも、コースを走る前はUKにあるSIMでシミュレータートレーニングをしました。初めてのコースしかない今年の僕には欠かせない練習となっています。今回のモンツアでもシミュレータートレーニングをしてからきました。

SIMトレで気づいたのですが、モンツアのコースは意外と狭いんです。普段、YouTubeやF1の中継などでオンボード映像を見ると思いますが、自分が見ていたものよりも狭く、トラックウォークをした時もメインストレートですら狭く感じ、これで60台走るのか？とビックリしました。実際に走ってみても狭いものは狭いですね。(汗)
でも意外と走れるのものなんだと感心してしまいました。

そして今回のブランパンGTシリーズ エンデュアランスカップ第1戦の結果から言いますと

でした。

正直、ミサノの結果から考えると良かったと思っています。

エンデュアランスのコースはスプリントよりも長くて大きいコースが多いので、GT-R GT3の特性にも合っているようですし、今まで何回も出ているコースなので、データもたくさんあるということが大きいと思います。もちろん僕自身も、2レース目ということでピレリタイヤを理解しグリップを利用できていることも大きいと感じます。

予選ではQ1ルーカス、Q2高星、Q3アレックスの順番でした。予選は必ず3人走ることができ3人の中で速いタイムが反映されます。予選中に給油はできないので、基本的にはQ3のドライバーがベストを出す方式です。

ルーカスの時は路面がダンプコンディションの中良いアタックで6位、ルーカスのコメントで車をアジャストしQ2に挑みました。タイヤセットの関係でルーカスのユーズドタイヤでのアタックだったのですが、車のバランスが良く5位くらいにいることが出来たので、ニュータイヤでアタックしたらトップに行けると感じていました。アレックスのアタックも良かったのですが、ベストのラップにトラフィックに引っかかってしまいました。タイヤのピークは過ぎていたと思うのですが、それでも2位を取ってくれてフロントローを獲得しました。今回の予選は31台もの車が1秒以内にいたので、このシリーズの過酷さを改めて実感しました。

決勝はスタートがルーカス、第2スティントが高星、第3スティントがアレックスでした。ルーカスはスタートから1位のAMGを追いかけましたが、速い！またダウンフォースが多いようでタイムが落ちません。逆に僕たちの車は後半にタイムが落ちてきてしまい、5位まで順位を落としてしまいました。そんな中、ルーカスも粘ってくれ僕に交代。僕のスティントも序盤こそタイムも良く4位に上がり3位のベントレーを追いかけましたが、終盤にオーバーステアが強くなり離されてしまいました。

でも比較的タイムの落ち幅が少なかったので、スティントを引っ張ってアレックスに交代。アレックスも頑張って追い上げてくれましたが、付かず離れずの距離のまま4位でチェッカーを受けました。

今回は予選でパフォーマンスを見せられたことが収穫です。練習走行までの状況だとトップ5に入れるとは思ってもいなかったので嬉しい誤算でした。また課題はレースペースだけと明確になったので、次戦ではここを改善したいと思っています。

今年は新車が多いなか、またBOPも去年より厳しい状況のなかで去年の順位より前でゴールできていることは幸先の良いスタートだと思いますし、1年間戦えると自信になったレースだったので、この流れを崩さずに次戦も頑張りたいと思います。

次は5月7日、8日にブランズハッチ（英国）でスプリントカップの第2戦です。先日テストで走ったばかりで凄いdangerousなサーキットですが、GT-R GT3でどういうレースができるのか楽しみです。

モンツアもたくさんの応援ありがとうございました。今回同様に粘りのレースを続けてもっと上の順位を目指していきますので、これからも応援よろしくお願いします。

イタリアといえばコーヒー？ピザ？どっちも行きましたよー。もちろん美味しいイタリアンもね！

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