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モータースポーツ

2016.05.10

第3回英国 ブランズハッチ

モンツアの後、1週間の休暇があり、久しぶりにレースがない週末を過ごしていました。

3週連続でサーキットに出かけていると、サーキットにいない週末は違和感にしか感じなかったのですが、体を休めることは重要なので、レースのことは忘れ、心と体をリフレッシュしていました。

そんな休日の後はレースに向けて活動再開。レースに向けてはいつものルーティーンですが、フィジカルトレーニングに行ったり、いつものシミュレータートレーニングでブランズハッチの練習などをしていきました。

ブランズハッチは日本のコースとの違いが多く、路面は荒れていて跳ねやすくアップダウンが多いので、ブラインドコーナーばかりで自分がどこを走っているかわからない。汗 そしてとにかく狭い。1年で1番チャレンジングなコースだと思うので、タフなレースになると感じていました。

そして結果から言いますと.…。

予選:33位
予選レース:21位
決勝:18位
でした。

悔しい…。

なんと言っていいのか、エンデュランスと同じシリーズなのかと感じてしまうくらい順位に差が出てしまいました。ミサノ同様ポイントもゲットすることができず残念です。やはりコースが狭いので予選の重要性が顕著に出てしまいました。

予選は僕がQ1を担当。

プラクティスから大きく車を変えたことが当たり14位でした。トラフィックでタイヤの良いところは過ぎてしまっていたのですが、自分なりに納得できるラップでした。正直、今のスプリントのBOPではトップを狙うのはかなり厳しいと感じているので、悪くはなかったと思います。

Q2をアレックスが担当。

アレックスも同じくトラフィックに引っかかってしまい、僕のタイムを更新することができないまま終わり、総合33位となってしまいました。台数が多いとクリアを取るのも大変で毎戦勉強させられるので、自分も反省点を見つけることができました。

予選レース

スタートドライバーはアレックス。こんなに狭いコースで37台でのスタートは見ている方が緊張します。アレックスはブランパンでのレース経験が長いので、さすがという走りで30位まで順位を上げて僕に交代。チームのピット作業がすごく早く、PIT CLOSE後には22位まで順位を上げていました。

自分のスティントでは、あまりペースを上げることが出来なかったのですが、後続からのプッシュを抑えきり、なんとか自力でも1台抜いて21位でチェッカー。予選から大きくセットを変えたのですが、あまり良いフィーリングではなかったので予選ベースにセットを戻し、そこから少しアジャストして決勝に挑みました。

決勝

スタートドライバーは僕。やはり決勝になるとみんなスイッチが入りますね。笑 予選レースよりも至る所で接触があったように思います。スタート直後に僕も後ろから追突されたりしましたが、その中でうまく間を抜けることができ15位まで順位を上げました。バックストレートでアウディ2台と3ワイドになった時はシビれましたし、やってやった感満載でした。笑

アレックスに交代したピット作業で少し時間がかかってしまい18位まで順位を落としたのですが、混乱の中16位まで上がってくれました。しかしセーフティカー後のペースが上がらず、18位でチェッカーを受けることになりました。

結果として順位は悪かったのですが、決勝のペースは悪くなく、良いセッティングを見つけることができて、次戦に向けて良い兆しが見えたレースになったのでポジティブになれています。スプリントでは今回の決勝でのポテンシャルを維持したまま練習走行を走り出すことが重要と感じるので、車だけでなく僕たちドライバーもそれが出来るように努力していきます。

今回もたくさんの応援ありがとうございました。

時差の関係で日本では夜中のレースになっていますが、沢山の方が観戦してくれているようで嬉しいです。次戦は、その気持ちに応えられるよう結果を出します。

次回のレースは5月14日、15日。エンデュランスのシルバーストーンです。

エンデュランス シリーズはモンツアの流れをそのままに!

シルバーストーンはGT-R GT3とも相性が良いようなので、今度こそ優勝目指してチームと頑張ります。

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