高速コーナーとタイトなコーナーがミックスされたテクニカルサーキット
SUGOはもともと4つの直線を3つのコーナーと複合コーナーで結んだ変則オーバルコースとしてオープンしたオートバイ用のサーキット。現在では前半のテクニカルセクションを含む国際コースとして親しまれている。SUGOの一番の特徴はアップダウンが多いこと。最大高低差は70m近くあり、2本のストレートは、メインストレートが10度の上りで、バックストレッチが7度以上の下り。いずれのストレートエンドもブレーキングポイントとなるためにバトルも多く非常に見ごたえがある。インフィールドの第1〜3コーナーはほぼ直角の右、右、左のターンで、ヘアピンからS字を経由して一気に山脇を駆け上る様子も圧巻だ。さらに最も下りきったSPコーナーは高速コーナーで、車両のあらゆる特性が試されるコースになっている。残念なことにこのコースで日産車のGT500優勝はまだない。今年は悲願達成なるか? |