Round3 JGTC MALAYSA
SEPANG CIRCUIT / MALAYSA
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F1GPも開催される近代的なサーキット
セパンはクアラルンプール国際空港の広大な敷地の中にある近代的なサーキットで、F1GPも開催される。近代的なコースといえば、安全性を考えて直線をタイトなコーナーで結んだいわば“ストップ&ゴー”サーキットが多いが、このセパンは2本の長い直線、そしてテクニカルな中低速コーナー、チャレンジングな高速コーナーを随所に織りまぜてあり、さらにコース幅も広く、ドライバーにはチャレンジングなコースとして人気がある。

セパンは路面のμは高くないが、平均速度が速くコース幅が広いために、オーバーテイクがしやすい。高速S字は鈴鹿の130Rが左右と続き、5〜6速の高速ギアのままアクセルコントロールで抜けるようなコーナーで、日本では体験できない面白さがあるという。難しいコーナーはバックストレッチ手前の右周りの複合コーナーで、ブレーキングの目印が取りづらくブレーキングで頑張りすぎるとクリッピングにつきにくいという。

セパン攻略の最大の“敵”は、気温。連日30℃を超え、コクピット内は“クールスーツはないよりまし”というほどの猛暑となる。今年は決勝スタートが17時と、トワイライトイベントとして開催されるため、直射日光は多少避けることができるが、逆にスコールの降りやすい時間帯だけに、天候が非常に気になるところだ。
GT500 class
  エントリーリスト(GT500)
  予選1回目
雨の予選は、#12「カルソニックIMPUL Z」3位、#3「G’ZOX SSRハセミZ」が4位
#1「ザナヴィニスモZ」6位、#22「モチュールKEY VALUE Z」11位
  予選2回目
#12「カルソニックIMPUL Z」がドライ予選終了間際に逆転ポール獲得
#22「モチュールキーバリューZ」4位、#3「G’ZOX・SSR・ハセミZ」7位、#1「ザナヴィ ニスモZ」8位
  決勝スタート前 - フリー走行
Z勢はレースセットの確認を終了
#1「ザナヴィ ニスモ Z」は接触で走行を中断
  決勝
#1「ザナヴィ ニスモZ」が3位ポディウム・フィニッシュ
#3「G’ZOX SSRハセミZ」4位、#22「モチュールキーバリューZ」6位
#12「カルソニックIMPUL Z」は惜しくもリタイヤ
  フォトギャラリー


GT300 class
  エントリーリスト(GT300)
  予選
GT300でもフェアレディZが活躍
エンドレスダイシンアドバンZがPP獲得
  決勝
混乱したレース展開の中、GT300のフェアレディZは2台が同時入賞