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モータースポーツ

2017.06.01

Volume 3

今回の岡山ラウンドも優勝することができました。

開幕戦同様にマシンの調子も良く、予選でうまく自分がまとめればポールを取ることができると思っていましたし、ここで後続と大きく差を広げられるチャンスだと思っていました。

Race1は思いのままに物事を進められることができ、ポールポジション、レース優勝、ファステストラップとフルポイントを取れました。自分でも思いもよらないくらい今年は調子が良く9戦中6勝出来ています。

昨年のチャンピオンは7勝でチャンピオンを獲っているので、最低限7勝はしたいと目標に掲げていましたが、あと1勝まで来てしまいました。しかし、今年は昨年と違ってここまで勝ってもポイント差があまりないんです。ランキング2位のアレックス選手は3勝していて15ポイント差しかありません。ここまで勝ったら30ポイントくらい差があっても良いと思うのですが、それほどアレックス選手も速さを見せている状況です。

3位以下もポイントは離れてますが、岡山ラウンドから速さを見せていて気が抜けません。何と言っても、まだシリーズの半分も終わってないことを考える必要があるからです。 

ポジティブに考えるなら、シリーズ前半で6勝出来た。
ネガティブに考えるなら、シリーズ後半で同じことをされたら抜かれてしまうということです。正直、全然気が抜けません。

本山さんがよく言ってくれますが『圧倒的な差を見せつけなければいけない』ということ。 結果としては圧倒的な差ではありますが、個々のレースで見るとギリギリをくぐり抜けての今というのが現状です。もっと上を目指すには、ということを日々考えさせられます。そういう意味でも今年アドバイザーに本山さんが就任してくれたことで自分を高められる環境にいますし、それに応えなければと必死です。圧倒的なチャンピオンになれるように試行錯誤して、もがいてこれからも挑んでいこうと思います。

 

そしてチャンピオンを目指す上でショックな出来事が起きました。
Rd.9で今年初めて表彰台に上がることが出来ませんでした。泣

富士でも失格にはなりましたが一応2位ではチェッカーを受けていたので、ショックが大きいです。予選から4位と速さを見せることができていなくて、なんでだろうと、ずっとチームと悩んでいましたが、Rd.9のレース中になぜかがわかりました。

タイヤのグリップがあるときはわかりづらかったのですが、磨耗してくるとバイブレーションがあることがわかりました。目の焦点が合わないくらいの振動があり、走れるような状況ではないくらいのことでポイントが取れてよかったと思えるくらいでした。

なぜ振動してしまっているかの具体的な原因はわかっていないのですが、遅かった原因がわかったことは安心して次戦に挑めます。

正直、Rd.8の雰囲気からRd.9も勝てても良いレースなので悔しいですが、そこはトラブルと割り切って次に進みたいと思います。今レースウィークは2レースを通して1番ポイントが取れたことがせめてもの救いでした。

  

今回もたくさんの応援ありがとうございました。
1戦でも早くチャンピオンになれるようにチームと考えて挑んでいきます。

次戦は鈴鹿に戻ります。自分としても、とても相性が良いサーキットなので、ここで差を広げられるように頑張ります。

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