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モータースポーツ

2017.04.28

Volume 1

みなさん、こんにちは。高星明誠です。

今年はF3のレースブログを書くことになりました。去年とは違うスタンスでのブログになりますが、是非読んでください。

F3は2年ぶりのフル参戦で、体制も大きく変わりました。1台体制になったこと、そしてエグゼクティブアドバイザーとして本山さんがチームに加入したことです。

やはり1台ってやれることが限られてしまうので不利なんです、テストも少ない時間で限られてるので。そこをどう補っていくかを考えていく必要があると思っています。その1つとして本山さんの加入はチームにとって大きいと感じます。本山さんの経験、判断力を借りてマシンのレベルを上げていきたいですし、ドライバーのレベルを上げる意味でも、色々な考えを本山さんから盗んで成長していきたいと思っています。

4月1日の岡山から開幕したF3ですが、もう5戦終了し、

岡山ではRd.1:優勝、Rd.2:2位、Rd.3:優勝
鈴鹿ではRd.4:優勝、Rd.5:優勝  

        

することができました。

フォーミュラって、「レースになると抜けない」って言われているのは、ダウンフォースを多く使って走るので、誰かの後ろを走るとダウンフォースを使えなくて速く走れないからなんです。

だからこそ、予選ではポールを取ることが最重要課題なのですが、岡山では3位と沈んでしまいました。でも、岡山ラウンドではスタートがうまくいきました。3レースともスタートが決まり、トップで1コーナーを通過できたので、レースの展開として有利に進められ、3位スタートからでも優勝することができました。

フォーミュラってGTに比べて繊細なんです。セットに関してもドライビングに関しても。

だから予選に向けて少しでもずれてしまうとタイムは出ないですし、週末の流れを崩してしまいます。崩れた流れを引き戻すのはドライバーの役割なので、それが出来たレースだったと思います。

鈴鹿ラウンドではポールを取りました。

ドライバーにとってポールを取るということは意味があります。その週末に1番速いということなので、それだけでも他のドライバーに示せるので。

鈴鹿も意外と抜けないコースなのでスタートを意識していましたが、2回とも上手くいきませんでした。2レース目に関しては抜かれてしまいましたし。それでもペースは良かったので落ち着いて処理できて勝つことができました。

5レースとも成績はいいですが、ラッキーが重なってのものだと自分では思っています。岡山の予選はダンプコンディションだったし、鈴鹿の予選は赤旗が2回も出ましたし。そういう意味ではこれからも気は抜けないですし、チャンピオンを目指すにはもっと圧倒的な速さを求めていかなければいけないと思っています。

そのためにもチームと本山さんと一緒に上のレベルに上がれるように努力していきたいと思います。

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