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#3「G’ZOX・SSR・ハセミZ」が優勝
#12「カルソニックIMPUL Z」4位
ニスモの2台はリタイヤ
GT LIVE USA - JGTC 2004 All Star / JGTC ALL-STAR 200
12月18日、カリフォルニア・スピードウェイ(米国・カリフォルニア州)
公式予選終了約2時間後、カリフォルニアスピードウェイではJGTCオールスターレースの決勝が行われた。フォーメーションラップがスタートした午後4時30分には既に陽は西に傾き、気温は24℃に下がっていた。ピットレーンからフェアレディZのペースカーに先導された隊列は、2周のフォーメーション走行ののちに一斉にフラットアウト。22台のGTマシンによる決勝レースがスタートした。
ポールポジションからスタートした#1「ザナヴィ ニスモZ」の本山哲は、オーバル部分の終盤に設けられたシケインをトップでクリア。2位スタートの#12「カルソニックIMPUL Z」のブノワ・トレルイエがこれに続いた。予選5位の#22「モチュールピットワークZ」は影山正美がレースをスタート。予選8位の#3「G’ZOX・SSR・ハセミZ」は金石年弘がスターターであった。金石の#3Zはオープニングラップで後続にかわされるものの、2周目には7位に上がり、日産勢はこの順位を守ってレース序盤を周回することとなった。しかし、12周目のインフィールドに隊列が入ってまもなく、周回遅れに引っかかった本山は#12Zに先行を許し、その直後、後続の#37スープラが接触。#1 Zはスピンしてしまう。そこに#18がボディサイドに衝突し、その衝撃で#1 Zは右リアサスペンションを破損することに。本山はスロー走行でピットまで帰着するものの、レース続行は不能と判断され、早くもリタイヤとなってしまった。その直後SCカー導入により上位車がピットイン。22号車が2位までポジションアップし12号車と1-2走行。22周目にトップの#12 Zがピットインしたのちに、#22Zが代わってレースリーダーとなった。32周目のコントロールラインまで影山はトップをキープし続けたが、オーバルのシケイン入り口でスピン。順位を3位に落としてしまう。その後2位に戻して42周目にピットインし、ミハエル・クルムに交代した。しかし、影山のスティント中に既に始まっていたパワーステアリングのトラブルが徐々に進行し、クルムは重いステアリングの操作に苦しんだ。そして、58周目にピットインするが、応急処置では対応できないことが分かり、リタイヤを決断した。
#12 Zは、#1から首位を奪った後、22周目にピットインするまでトップで走行。8位でレースに戻り、徐々にポジションを上げていって51周目には2位となった。しかし、56周目に2回目のピットストップで井出からトレルイエに交代した際に5位に。終盤には他車と接触したり、黄旗追越しでドライブスルーペナルティを受けたりしたが、4位でチェッカーフラッグを受けることとなった。
#3 Zは、7位から5位に順位をあげて序盤を周回した後もトラブルを避けて徐々にポジションを上げ続け、51周目からピットインした58周目までは首位を走行した。最後のスティントでコースに戻った金石は、最大12秒以上あった首位#32 NSXとのギャップを周回ごとに詰めていった。そして、最終的には1.1秒差にまで迫るが逆転までには至らず、2位で87周目のチェッカーフラッグを受けることとなった。
その後、トップの#32 NSXがレース中の違反に対しペナルティタイムが加算されたため、#3「G’ZOX・SSR・ハセミZ」が繰り上がり優勝となった。#32は、15周目以内のピットインがノーカウントにもかかわらず規定のピットストップ2回をこなしていなかった。
ハセミモータースポーツ長谷見監督
「レース中、スタッフに競技長まで確認に行かせているので、ピットスップの件は分かっていました。レース後も70%くらいの感覚でうちが優勝だと思っていたので、結果が出てすっきりしましたね。今年は、Zではうちだけが勝ててなかったので、オールスター戦とは言え優勝できて嬉しいです」
ニスモ出川監督
「良いポジションからのスタートだったのに、良いリザルトを残せなかったのは残念です。レースは、クルマ、ドライバー、そしてピットワークの質がそれぞれ良くなければ勝てません。そして、その上に少しだけの運が必要です。今回はその良い運が足りなかったようですね」
RACE RESULTS - Race
JGTC All-Star 200
Saturday,18 December,2004 California SpeedwayT [ 16:30〜87Laps Fine / Dry ]
Pos
Car Name
No.
Driver Name
Laps
1
G'ZOX・SSR・ハセミZ
3
金石年弘 / エリック・コマス
2:13'52"119
2
PIAA NSX
32
松田次生 / アンドレ・ロッテラー
-58'844
3
DIREZZA DUNLOPスープラ
35
服部尚貴 / 脇阪薫一
-1'24"833
4
カルソニック IMPUL Z
12
ブノワ・トレルイエ / 井出有治
-1'42"320
5
DYNACITY トムス スープラ
37
ジェームス・コートニー / 片岡龍也
-2Laps
7
RAYBRIG NSX
100
中野信治 / 加藤寛規
-4Laps
R
モチュールピットワークZ
22
影山正美 / ミハエル・クルム
-29Laps
R
ザナヴィ ニスモ Z
1
本山 哲 / リチャード・ライアン
-75Laps
TRACK INFORMATION
Length:2.3Miles (3.68km)
JGTC ALL-STAR 200 (2004.12.18 sat)
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