Vol.9  2012.10.01

それに、Q2でマイケルがトップタイムを出してくれたことは本当にうれしかったです。それは、以前、マイケルとチームはオートポリスの予選で苦い経験をしていたからです。なので、同じオートポリスでたとえQ2で正式なトータルの予選結果として残るものではなくても、マイケルがトップタイムを出したことについて、少なくとも私からはマイケルにポールポジションをあげたいと思います。

そして決勝。雨が降っていたのでセーフティーカースタートでレースが始まりました。セーフティーカーが抜けてからは、本山さんはすぐに前を行く19号車をパスし、トップを快走していました。少しずつ19号車との差を広げていましたが、GT300車両のアクシデントにより再びセーフティーカーが入り、8秒差近く広げていたギャップを縮めることになりました。それでもまたトップを走り続けていましたが、突然タイヤのグリップが落ち、タイムが急激に落ちてしまうという現象が起きました。