Vol.9  2012.10.01

全力で戦いました。

皆さん、こんにちは!SGT第7戦オートポリス、たくさんの応援・メッセージありがとうございました!
おかげさまで、1号車が優勝し、最終ラウンドを前にシリーズチャンピオンを決めることができました。2年連続のNISSAN GT-Rのチャンピオン。これはファンの皆さんにとって、そしてMOLA、日産、NISMOにとって誇りに思える業績だと思います。心より皆さんのサポートに感謝いたします。

しかし、このオートポリス戦、優勝しか考えていなかった23号車は6位という結果で終わりました。オートポリスはNISMOも本山さんもマイケルも得意とするサーキットですが、天候が不安定なこともあり、どうなるか最後までわからない、というのが正直な思いでした。

土曜日、予報ほど雨や風はひどくなく、中止になってしまうのではないかと心配した予選も赤旗などで時間が多少ずれたりはしたものの、ほぼスケジュールどおりに進みました。オートポリスでのノックアウト予選は初めてではありましたが、ドライバーが2人とも安定しているNISMOにとっては心配ありませんでした。

そして、Q1は本山さんがドライブして4位、Q2はマイケルがドライブして1位、そしてQ3は本山さんが19号車と1/1000秒差で惜しくも2位という結果でした。普段比較的ポーカーフェイスな本山さんも、マシンから降りてきたときはさすがに悔しそうでした。

エンジニアの計算上、1/1000秒差というのは約5pの差ということで、本当に悔しかったのは事実ですが、午前中の練習走行でもMICHELIN、ADVAN、DUNLOP勢が速さを見せる中、23号車はかなり健闘したと思います。