しかし、決勝レースは全く思う通りには行きませんでした。予選が上手く行っただけに、正直自信を持ってレースに臨んだ私たちにとっては、その自信を見事に打ちのめされたと言っても過言ではありません。それは、ファンの皆さんも全く同じ思いだったことと思います。
レース展開は皆さんもご存知の通りペースがつかめない状態で、特にドライバーがミスをしているわけではないのですが、恥ずかしながら、ウェイトが影響しているとはいえ、どうしてこんなに周りのマシンのペースについていけないのだろう?という感じでした。かなりマシンはアンダーステアが出ていたようで、タイヤのグリップも感じられなかったようです。そのため、本山さんは予定より早い22ラップでピットインをし、マイケルに交代しました。
しかし、マイケルのスティントも同様の状態で順位を下げてしまう結果となりました。また、他のマシンに接触されるというアクシデントもあり、つらい状況ながらとにかく諦めずに走った結果8位。みんなにとって、後味が良いとは決して言えない結果でした。