
初めペースは良かった12号車も結果は5位。JPも次生くんもSC430の安定感のある走りには負けていると感じたようです。
そして1号車と24号車はリタイアという、またもやGT-Rにとってはつらいレース結果となってしまいました。1号車はマシンのアクシデントにより、不運にも前を走る36号車を巻き込んでしまいましたが、パリ行きのフライトで一緒だった中嶋選手とロイック選手に謝罪したところ、「あればかりは仕方ないから」と言ってくれ、むしろ「今回はノーポイントだから次に優位になるよ!」と優しい言葉をかけてくれました。とは言え、マシンもダメージを受けているでしょうし、本当はドライバーもチーム員の皆さんも悔しかったことには間違いありません。シリーズ争いではいつもなぜかNISMOと近くでバトルをするTOM'S。何か縁があるんですよね。TOM'SはリスペクトすべきNISMOの永遠の良きライバルです。
今回は全く言い訳のしようがないほど、GT-Rの惨敗だったと思います。今まで得意としていたセパンでこのような結果だったことは、やはり私たちが更に進化をしなくてはいけないということを意味していると思います。ポイントを少しでも獲れたことは最低限良かったことではありますが、次の菅生までになぜこのような結果になったかを分析し、絶対に菅生ではリベンジしたいと思います。
そんな中、GT300の3号車は予選6位から決勝は4位と、こちらは大健闘。まだGT300も課題は残されてはいますが、確実に表彰台が目の前に近づいてきていると思います。