Vol.4  2012.6.13

不如意。馬来西亜戦

皆さん、こんにちは! SGT第3戦セパン、暑い中現地で応援してくださった皆さん、そして日本から応援してくださった皆さん、たくさんのサポートありがとうございました。今年のセパンサーキットはいつもよりもお客さんが集まり、大変な盛り上がりでした。それにも関わらず、良いレース結果をこの場でご報告出来ないことを、とても残念に思うのと同時に、応援してくださった皆さんには、申し訳なく思います。

土曜日は少し肌寒く感じるくらいの天気で、雨も心配されていました。午前中の練習走行では、マシンに何か問題があるのではないかというドライバーのフィーリングで、マシンが決まっていない状態でした。そしてインターバルでマシンを全てチェックしたところ、問題点が分かり、すぐに改善。そのまま予選に入りました。

一回目の予選アタックはマイケル。しかしアタックをする前に赤旗が出てしまいました。そして赤旗が解除され、アタックをするために残された時間は4分。それはたった一周のアタックしか許されない時間でした。ほとんどのマシンが赤旗前にタイムを出せていなかったため、まるで集団スーパーラップをするような状態。みんなに緊張が走りました。そんな中マイケルはウェイトを感じさせない素晴らしい走りをし、4位に入ることが出来ました。正直、午前中の走行時間でマシンが完全な状態で走れていなかったため、予選前のマイケルは自信がなさそうでしたが、その心配は不要だったようです。

そしてスーパーラップでも、本山さんが3位という素晴らしい結果。この2人の出したタイムは、私たちチーム員のモチベーションを高めてくれるものでした。また何よりドライバー2人にとっても、満足のいく結果だったと思いますし、2人の経験とテクニックが素晴らしいものだと改めて実感させてくれました。