SUPER TAIKYU 2007
Race Cars マシンスペック
ST-1クラス(排気量3501cc〜)
フェアレディZ Version NISMO Type 380RS-Competition
「380RS-C」は、コンペティション(競争)というネーミングからも“戦うZ”として生まれてきたST-1クラスのレーシングZ。エンジンは、従来のVQ35DEエンジンから新開発のVQ35HRに変更。さらにストロークを7mm延長して、排気量は3,798ccとした。

さらにエンジンパーツや吸排気系にチューニングを施しパワー、トルクともに性能アップ。ポルシェ911 GT3やBMW Z4クーペなどのライバル勢と勝負できるものとしている。

そのパワーを路面に伝える駆動系は、6速クロスレシオトランスミッション、強化クラッチ(スーパーカッパーミックス)、メカニカルL.S.D(GT L.S.D.)を採用。フロントブレーキには、Brembo社製6ピストンキャリパーと外径380mmの大型ローターを装備した。
ボディにはJAF公認のロールケージが張り巡らされ、カーボンファイバーやポリカーボネートなどの素材を使って軽量化を図り、昨年の先行モデルより軽くなった。さらにバケットシート、燃料タンク、エアジャッキも装備しており、購入後すぐにレース参戦を可能にしている。もちろんエンジンのオーバーホールなどはニスモが有償サポートする。
この「380RS-C」はS耐をメインターゲットとしているが、もちろんその他のプロダクションカーレースへの参戦も考慮した設計&造りとしている。
主要スペック
全長 [mm] 4,420
全幅 [mm] 1,840
全高 [mm] 1,305
車両重量 [kg] 1,260
エンジン形式 VQ35HR
排気量 [cc] 3,798
最大出力 [ps] 400/7,500rpm
最大トルク [kgf/m] 43/5,200rpm
ST-3クラス(排気量2001〜3500cc、2WD)
フェアレディZ
ST-3クラスに参戦するZは、04年1〜2月に発売された期間限定モデル「Type E」をベースにしたロングノーズ&テールモデルで特認車両。基本的にはノーマルのZをベースにType Eのディメンションに合致したエアロパーツを装着。リアウィンドウはアクリルとなっている。
主要スペック
全長 [mm] 4,625
全幅 [mm] 1,840
全高 [mm] 1,265
車両重量 [kg] 1,180以上
エンジン形式 VQ35DE
排気量 [cc] 3,498
最大出力 [ps] 280以上/6,800rpm
最大トルク [kgf/m] 37以上/5,200rpm
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フェアレディZ Version NISMO Type 380RS-Competition