JAF登録された車両、もしくは特別に認められた車両をベースにしたレーシングカーが参加できる。またS耐基本的な車両規定はプロダクションカー(N1)に近いが、大型燃料タンク&クイックチャージャー、エアロパーツの装着はOK。タイヤはレーシングスリックが使用できる。クラス区分の基本的な規定と今年の参戦予想車両は以下のようになっている。
ST-Sportクラスの排気量上限が2,000ccから2,200ccに引き上げられた。またクラスの成立は4台以上となり、もしクラスが成立しない場合は、上のクラスに編入(ST4→3、3→2、2→1)されることになった。
予選、各クラスでポールポジションを獲得すると3点が与えられるようになった。第4戦(十勝24時間)の他、終盤の第6戦(SUGO)、第7戦(もてぎ)にもボーナスポイントが与えられることになった。 最短レース距離は従来400km(仙台、岡山)だったが、これが500km(又は4時間)に延長された。 S耐最大の特徴は、その独特の親近感だろう。車両は市販されるエアロパーツやカラーリングこそ派手だが、スタイリングは市販車に近くて身近。さらに車両はスポーツカーからセダンまでとバラエティ豊かだ。ドライバーはワンメイクレース出身のアマチュアから全日本のトップクラスのプロまで幅広い。S耐は国内レースの位置づけとしては、各サーキットで行われているワンメイクレース出身者のステップアップカテゴリーで、ここでタイヤの使い方や耐久レースの戦い方を学んでGTレースへ進んだ選手も多い。また、自分のスキルアップのためにフォーミュラやGTと掛け持ちで出場している選手もいる。
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