GT500クラスにスカイラインGT−R(R34)2台で出場するニスモでは、本山哲選手とミハエル・クルム選手が初のペアを組む。もう一台はコンビ結成4シーズン目を迎えるエリック・コマス選手と影山正美選手がステアリングを握る。
ニスモチーム監督は、柿元邦彦に代わりレースエンジニアだった小河原宏一が務める。これはニスモ内で人材が育ってきたためで、今後柿元はニスモ技術部を統括しながら、グローバルな活動に向けた業務に取り組む。
車両は01年モデルをベースに、ボディ剛性の補強(約10%の剛性アップ)と細部の見直しを行った。また、今年新たなカラーリングコンセプトを導入。全体を彩るレッドは、GTタイトル奪取への強い意欲を、シルバーで大胆にブラシで描いたようなパターンは前に進むスピード感を表現している。2台ともほぼ同一カラーリングで、それぞれのスポンサー名を表示する。