5月23日、晴れ。気温25度。この日、インディアナポリス500マイルレース決勝前最後のプラクティス(練習)走行となる「カーブデー」が行われた。
今年は、5月5日のオープニングデー以降、インディ公式スケジュールは不順な天候に災いされているが、この日は穏やかな好天。プラクティス走行は午前11時より2時間にわたって行われた。
アメリカではメモリアルデーの連休が近いこともあるが、木曜日だというのに大勢の観客がレースウェイに詰め掛け、本番さながらの盛り上がりを見せている。最終のプラクティスとなる今日のカーブデーは、各参加者とも本番用のセッティング確認の走行に終始し、おおきなトラブルもなく終了。
なお、同日行われたピットストップチャレンジ(ピットストップコンテスト)には、日産インフィニティ勢よりエディ・チーバーJrとロビー・ビュールの2チームが参加。結果は、残念ながらインフィニティ勢の敗退となった。
日本期待の服部茂章は、最終プラクティスで決勝用のインフィニティーエンジン(Dスペック)のチェックと、燃料満タンでのマシンの挙動などを細かく確認。24周周回して、明るい表情で走行を終了した。また、リラックスした表情で気軽にファンのサインの求めに応じていた。