インフィニティのドライバー、ローラン・ルドン は引き続きその電光石火の走りを今日のインディアナポリス５００のプラクティスで披露し、今月最速のラップ時速229.808マイルを記録した。彼は昨日もNo.34マイジャック・コンクェスト・レーシング・インフィニティで2番手タイムを出していた。

　インフィニティ・ドライバーの中では、エディ・チーバー Jr. が2番手に付け、総合でこの日5番手タイムとなる227.413マイルをNo.51レッドブル・チーバー・レーシング・インフィニティで記録した。チーバーは3日間のプラクティスの間、コンスタントに6位あるいはそれ以上のポジションをキープしている。

　チーム・ピュレックス/アベンティス・ドライヤー＆ラインボルド・レーシングのロビー・ビュールはわずか 12周をこなしただけで12番手に付け、一方で レッドブル・チーバー・レーシングの３台目のマックス・パピスは27番手だった。エプソン・ニスモ・ブラッドレー・モータースポーツ・インフィニティで出場のゼッケン12番、服部茂章は３６番手だった。

　また、インフィニティ勢のドライバーも確定し、No.23インフィニティは、サラ･フィッシャーが、No.53インフィニティはマックス・パピスがドライブする。

　第８６回のインディアナポリス５００の決勝は5月26日日曜日（アメリカ東部時間）正午にスタートする。


■ローラン・ルドン （No.34 マイジャック・コンクエストレーシング）
「速いラップだったとは思っていたけど、229マイルだと知って驚いたよ。インフィニティエンジンはいい。あの229の大部分はインフィニティエンジンのおかげだと思う。今シーズン前半のトラブルを気にしていた人も多いけど、エンジニアはインディ５００のためにすごく頑張って仕事してくれた。よかったのは、コースの状況が毎日違ってたのにずっと速かったこと。初日は晴れで、昨日はショート・セッションですぐにスピードに乗れたし、今日は風がいろんな方向から吹いてきてても速かった。今日一番嬉しかったのはそのことなんだ」