ETAP1は再び征西の道のり、で始まる。かつて95年には東へ大興安嶺を目指したがこの方角、満州の地は近世の苦い経験(ノモンハン)が脳裏をよぎり、深い中世への旅、という気分にならない。イメージして欲しいのは、ウランバートルをあとに西へ向かう程、時空をさかのぼって行っている、という事を。距離は少し長くなったものの170.23kmのSSでバヤンホンゴルへ着くモンゴルのメインピストだ。ゴール後も若干のリエゾンの後、1日目のビバークだ。