12月8日にイタリア・ボローニャにて、同国のモータースポーツ専門誌「オートスプリント」の特別賞「CASCHI D'ORO(ゴールデンヘルメット)」表彰式があり、2012年に活躍したイタリア人ドライバーとして、SUPER GTチャンピオンのロニー・クインタレッリが表彰された。
F1やWRCカーのデモランが行われるボローニャ・モーターショー会期中は、多くのモータースポーツ関係者が同地を訪れる。このため、オートスプリント誌表彰式もこの時期に設定されている。本年の「CASCHI D'ORO」は、レッドブルレーシングのデザイナーであるエイドリアン・ニューウェイ(英国)、F1チャンピオンのセバスチャン・ヴェッテル(ドイツ)、9回目のWRCチャンピオンとなったセバスチャン・ローブ(フランス)、アウディモータースポーツのウォルフガング・ウルリッヒ(ドイツ)、ロンドン・パラリンピックで活躍した元F1ドライバーのアレックス・ザナルディ(イタリア)らが表彰され、2年連続でSUPER GTチャンピオンとなったクインタレッリには、「Italia Gold Helmet」が授与されることとなった。
クインタレッリは、「この表彰式には、いろいろなカテゴリーの2012年モータースポーツチャンピオンが招待されていました。僕もSUPER GTチャンピオンとして表彰されて、とても光栄です。日本に来てから、いろんな方やチームにお世話になり、皆さんのおかげでこのすばらしい賞もらうことができました。みなさんありがとうございました」と語っている。