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2008.07.17
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「国内のレースでも勝ちたい!」近藤監督、オリベイラ、荒が銀座で優勝を報告
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7月15日、銀座4丁目交差点の日産自動車銀座ギャラリーにおいて、スペシャルイベント「SUPER GT 2008 第4戦 MALAYSIA KONDO RACING優勝報告会」が開催された。優勝報告会は第1戦、第2戦に続きこれで3回目の開催。会場の広さの関係もあり幸運に入場できたファンは150名ほどだったが、9割近くを女性ファンが占めたため通常のモータースポーツイベントとは異なった盛り上がりで報告会はスタートした。何台もの携帯電話、デジカメに囲まれて壇上に上がった近藤監督、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ、荒聖治。まずはセパンの優勝VTRを見て感動を蘇らせた。
「おかげさまでセパンで勝つことができました。去年は路面が改修されて、ヨコハマタイヤと路面のマッチングの良さでぶっちぎりで勝ってしまって、うれしさと(ラッキーだったから勝てたといわれる)悔しさが半分ずつでした。今年は僕たちは正々堂々と戦って勝つことができてうれしかった。ドライバーもチーム(スタッフ)も頑張ってくれた。そして強いGT-Rを手に入れることができたことも大きかった。セパンで2連勝したので、今度は日本のどこかで勝ちたいし勝てるよう努力するので皆さんますます応援してください」と近藤監督があいさつ。
続いてオリベイラが「日本のファンの温かいサポートに感謝しています。スポンサーのためにも優勝できてうれしい」。荒が「僕は“隠れGT-Rファン”なのでGT-Rでレースができてこういう報告ができて本当にうれしい」とファンにあいさつした。
近藤監督は後半戦に向けて「最終戦かその前のオートポリスでまた1勝できるようにドライバー、チーム一丸となって頑張っていきたい」とコメント。その後行われたグッズが当たる抽選会では最初にチームのカーナンバーと同じ「24」番を引き当てるなど、報告会は大いに沸いた。
最後に7月に誕生日を迎えた近藤監督とオリベイラにサプライズで花束が贈呈されると、近藤監督は少々照れながら「44歳になります。これからもいろんなレースシーンで活躍をしていきたい。今日はレースファンよりマッチファンが多いと思うけど、これを機会にもっとレースを好きになってもらって、子どもを連れてサーキットに来てほしい」と述べて報告会はあっという間に終了した。