Vol.8  2012.10.01

でも「たられば」を言えばきりがないですし、何よりも23号車ファンの皆さんをまた裏切ってしまったような思いで、全く言い訳のしようもありません。ただ、間違いなく言えることは、私たちのあの赤いマシンに、私たちが今年一番の自信を持っていたことだけは事実です。

チャンピオンが1号車に決定した今、23号車としてはもう最終戦は自分たちのレースをするしかありません。23号車のファンの皆さんのために、そして自分たちのために。とにかく、自分たちが自分たちを取り戻せるレースをしたいと思います。そして、最後はみんなで笑ってシーズンを締めくくりたい。そんな思いです。

そして、3号車はウェイトが下ろせないつらい状況下、ポールポジションを獲得し、レースでも圧倒的な速さでずっと1位、2位を走っていましたが、残念ながらマシントラブルによりリタイア。結果、大きくチャンピオンに近づいていた3号車が、その権利を失うことになってしまいましたが、今年「レースって面白い」と思ってもらえるような、台風の目のような存在だったと思います。