そしてマイケルの5スティント目、タイヤが途中から急激にグリップが落ち、タイムが落ちるという現象が起きてしまいました。しかし、本山さんが既に3スティントをこなしていたため、マイケルのミニマムラップ数や燃費を考えるとタイムが落ちても走り続けなくてはならず、マイケルは最後かなり我慢した走りをしなくてはいけなくなりました。そのため、トップを走る1号車との差が開き、更に後ろを走る24号車に迫られる結果となってしまいました。
そして2位を走る本山さんの最後のスティントでも、やはり5スティント目のマイケルと同じ症状が起き、かなりつらい走りをすることになりました。それでも何とか2位をキープして走り続けていましたが、そんな中、SCが入り後車との差が縮まってしまい、最終的に5位でチェッカーを受ける結果となりました。
正直、途中トップを走っていたこともあり、また表彰台が目の前だっただけに、本当に悔しいです。レース終了後はドライバーもチーム員もまさに言葉がない、という状態でした。