Vol.7  2012.8.20

真夏の祭典。鈴鹿1000km

皆さん、こんにちは! 待ちに待った2008年以来の灼熱の鈴鹿1000km、皆さん楽しんでいただけましたでしょうか?鈴鹿1000kmは私たちチームにとっても、とても特別なものなので、心から楽しみにしていました。そして、NISSAN GT-Rがやっと優勝を遂げることができました。

鈴鹿1000kmは予選から波乱がありました。予選のアタックはQ1、Q3が本山さん、Q2はマイケルが担当しました。

Q1でまだ全車アタックをする前に赤旗が入り、残り3分10秒というところで予選再開。最終コーナー寄りのピットだった23号車はピットロードのトラフィックもありましたが、ギリギリのところでアタックをすることができ、何とかQ1を5位でクリアすることができました。

Q2ではマイケルは少し失敗してしまったと言ってはいましたが5位で通過、そしてQ3では本山さんが4位でセカンドローを獲得してくれました。長いレースを考えれば充分な結果です。

そして、決勝日。うちは初めから5ストップ、本山さん→マイケルの順序で3スティントずつ計6スティントの予定でした。5スティントで行くチームもあるかもしれないから、うちはとにかく毎スティント全力で行くしかない、と思っていました。

レース中もトラブル、接触などが多く、初めから荒れた展開となりました。23号車は第1、第2スティントはコンスタントないいペースでレースを進め、トップ争いをしていました。そんな中、本山さんが走る第3スティントに「タイヤがパンクした」と本山さんから無線が入り緊急ピットイン。しかし、すばやいメカニックの対応で何とか最低限のロスタイムでマシンをコースに戻すことができました。その2回目のピットストップではドライバーチェンジはせず、本山さんはそのまま連続スティントをこなしました。