
しかしスタートしてみると、全くその心配は不要だったくらいのかっこいい走りでした!本当に本山さんのオーバーテイクはキレイでフェアです。ベンちゃんのあの激しいオーバーテイクもエキサイティングで好きでしたが(笑)、本山さんは他のマシンと近づいてもハラハラしないで見ていられ、信用が持てる走りというか・・・とにかくキレイなんですよね。
本山さんは「一番で戻ってくる」という約束を守ってくれ、本当に一番でPITに戻ってきてくれました。
そして、マイケルのスティント。マイケルも同じく硬めのタイヤを選んだのですが、タイヤを温めるのに苦労してしまい、5位まで順位を下げてしまいました。しかし、前後のマシンと変わらないタイムが出せるようになってからは、負けずと前にいる36号車に付いていきました。そして後半はとてもいいタイムで走っていましたし、マイケル自身も最後まで諦めずに4位でチェッカーを受けて帰ってきてくれました。
また、今回デビュー戦を飾った3号車ですが、自らのミスにより順位を大きく下げてしまいました。
しかし、予選9番手から3位まで順位を上げ、ファステストラップを出した関口くんの走りは本当にすばらしかったと思います。千代くんは初めてのGTレースということもありましたので、今回のレースを教訓とし、もう一度自分の走りやレギュレーションを見直し、きっと立ち上がってくれると信じています。
どうか、皆さん、この若手2人、そしてGT300のGT-Rの今後にも注目してください!