
それでも本山さんのペースは充分前を走るマシンに負けていなかったので、徐々に順位を上げていき、18周目には4位まで順位を上げました。その時点で3位を走る100号車とは約10秒の差。それでも昨日マイケルが目前にしつつも逃してしまった表彰台を、本山さんが諦めるわけにはいきませんでした。そして、最後までラップタイムを落とすことなくプッシュし続けましたが、残念ながら表彰台には手が届きませんでした。本山さんも速さがあっただけに、悔しい思いでいっぱいだったと思います。
そして、総合も4位という結果で終わりました。この結果は今年を象徴するような結果だったと思います。マシンもドライバーもポテンシャルがあるのに、そのポテンシャルをうまく活かせず、結果を残すことができなかった。そして何より、自分たちの納得がいくようなレースができなかった・・・。