
しかし同時に、これ以上レースを続けることは危険であったため、レース後には「大きな事故がなくてよかった」と言っていました。私たちも、不完全燃焼のままレースが終わってしまったような思いでしたが、これ以上ドライバーを危険な状況下にさらすわけにはいかなかったので、レース中断の判断は正しかったと思います。
日曜日は、土曜日の豪雨がまるで嘘のような晴天でした。しかし風も強く、気温は低かったため、一気に冬の空気にサーキットが包まれたような感じでした。
これで、泣いても笑っても、本当に今年最後のレースです。土曜日は豪雨の中マイケルもいいレースをしてくれたので、今日も表彰台は充分狙える位置にいるし、優勝だって見えるかもしれない。そんな思いでした。
しかし、スタンディングスタートには適していないマシンの特性がマイナス方向に働いてしまい、本山さんはスタート後、一度は9位まで順位を下げてしまいました。