Vol.7  2011.9.12

本山さんは、前を走る100号車を追い抜こうと、最後まで諦めずにプッシュしてくれましたが、コーナーでは追いつくのにどうしてもストレートで離されてしまったようです。その点もNISMOとしての課題だと思います。

そして、同じBSタイヤを装着する12号車が予選13番手から決勝は2位、という結果を見ると、正直23号車にはまだ何か足りないものがあるのかもしれません。でも、同じBSタイヤを履く12号車があそこまで上がってくれたので、ある意味23号車にも光が見えてきました。そして、JPの序盤の冷静なすばらしい追い上げ、次生くんの17号車との見応えのある長いバトルの上での勝利。あれは本当にすばらしかった!!身内だからかもしれませんが、私は個人的には12号車が一番良いレースをしたと思っています。星野監督も目に涙を浮かべて「ドライバー2人が頑張ってくれた」と言っていました。