Vol.3  2011.5.24

当初、決勝日の日曜日は雨という予報だったので、雨であれば、またドライバーのテクニックや作戦で、順位を上げて行けるだろうとも思っていました。しかし、土曜日の段階で、日曜日の雨は午前中に止み、ドライでのレースになるであろうという予報に変わりました。幸か不幸か、私たちはQ2に進むことが出来なかったので、タイヤをチョイス出来るし、NEWタイヤでスタート出来る、というメリットもあるので、天気予報がドライに変わってしまったことも、特に問題はないような気がしました。

決勝日は朝から土砂降りの雨。岡山に観戦に来ていたお客様にとっては、本当に最悪な状況だったと思います。その雨によりフリー走行はキャンセルになったので、朝から来てくださったお客様のために、ドライバーは表彰台で挨拶をしたり、サーキットサファリのバスに乗ったり、ファンサービスを行いました。もうその頃には、少し暑いな、と感じるくらい天気は回復していました。

レースは12番手スタートということで、前ははるか遠くに感じましたが(笑)、それでもチームもドライバーもとてもリラックスをしていました。いい流れのままレーススタートを迎えられたような気がします。スタートしてすぐ、ベンちゃんは32号車と35号車に抜かれはしましたが、初めからタイヤ無交換の作戦を考えていたので、ベンちゃんがタイヤをセーブして、再度抜き返すチャンスをうかがっているのも良く分かりました。なので、全く不安はなかったです。