皆さん、こんにちは!

SUPER GT第2戦富士の後は、
ニュル24時間レースの準備として
ノルドシュライフェでのレースに出場したり、
イギリスでNISSAN ZEOD RCの
テストをしたりと、忙しく過ごしました。

ヨーロッパでの活動の後、SUPER GT第3戦に出場するため日本に戻りました。第3戦のオートポリスはこれまで走ったことのないサーキットなので、東京でシミュレーターを使ったトレーニングをしました。また、ニスモ本社でインタビューを受けました。僕のキャリアや子供のころの話をこんなに熱心に聞いてくれる日本のジャーナリストと話ができて、とてもうれしかったです。

インタビューの翌日、飛行機で熊本へ行きました。おいしいとんかつを食べた後、一樹さんときれいな山並みの景色を楽しみながらオートポリスに向かいました。オートポリスは高低差が大きく、またブラインドコーナーがたくさんあって、小さなノルドシュライフェみたいだな、というのが第一印象でした。自転車でコースを試走しましたが、とてもきつい登り坂がいくつかありました。

土曜日の公式練習でNISSAN GT-R NISMO GT3に乗って実際にコースに出てみると、ロングコーナーやブラインドコーナーなどがたくさんあって、ライン取りがとても難しいことがわかりました。でもサーキット自体は気に入ったので、できるだけ早くコースを覚えようと頑張りました。また、気温が高く、タイヤに厳しくなることを想定したクルマのセットアップも念入りに取り組みました。Q1では僕がトップ10に入り、Q2では一樹さんがプッシュして3位という素晴らしい予選ポジションを獲得しました。

一樹さんと一緒にサーキットから帰ろうとすると、たくさんのファンの方が僕たちを待っていました。これまでにも何回か言っていますが、日本のファンの方は本当にモータースポーツが好きなんだととても感動します。その熱意には敬服します。

決勝日はとても暑くなりました。
そして、GT500クラスでは日産が1−2−3を獲得するというとても素晴らしい日になりました。
オメデトウ!

GT300クラスは、同じようにはいきませんでした。SUPER GTで初めてスタートを担当したのですが、スタートでホンダとスバルをパスしようとしましたが、彼らもうまくブロックして抜かさせてくれませんでした。その後は4位のビルドハイムのメルセデスとのギャップを見ながら走行を続けていました。スティントの中盤になると、ビルドハイムのタイヤはとても調子がよさそうでした。

僕の担当するスティントの間中、3位というポジションを守り抜いてきたのですが、最後の最後で、GT500車両が追い越しを仕掛けてきたその隙にメルセデスに抜かれてしまいました。

一樹さんはメルセデスを懸命に追ってくれたのですが、4位でチェッカーを受けました。

日本で表彰台に乗りたいと、今まで以上に思うようになりました。そしてそれは、僕のまわりにいる素晴らしい人たちの支えで、もうすぐ実現できると思っています。

レースの後は福岡に寄って、グランツーリスモの仲間たちと会いました。

ポリフォニーの社長である山内さんは僕を支えてくれる人で、彼に会うといつもうれしく思います。

そのあとは、ヨーロッパに戻って、NISSAN ZEOD RCでルマン24時間レースに出場して、NISSAN GT-R NISMO GT3でニュル24時間レースに出て、それから日本でSUPER GTのテストに参加します。

まさにノンストップで、
#eatsleepRACErepeat
(食べて、寝て、レースして、の繰り返し)です。

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