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ニスモと日産自動車は、世界初の量産電気自動車(EV)、NISSAN LEAFをベースにした本格的なEVレーシングカー「NISSAN LEAF NISMO RC」を開発。4月にニューヨークオートショーで発表された後、ルマン24時間レース(仏)やグッドウッドフェスティバルオブスピード(英)などでデモンストレーション走行を実施しているが、国内では筑波、袖ヶ浦などで更なる開発を進めている。
車両のコンセプトは「EVのドライビングプレジャーを表現する」。つまり、電気自動車が持っているエコというイメージ以外に、乗っても楽しいという一面をEVレーシングカーを使って現す、ということだ。
開発のポイントは、以下の通り。
●どんな場所で走らせるのかという事を想定し、それに適合した仕様を決定
●量産車のモーター、バッテリー、インバーターをそのまま使用
●量産車のイメージを残しつつ、レーシングカーらしい大胆なスタイリング
●カーボンモノコックによる大幅軽量化の実現
●EVパワートレインのミッドシップ化による運動性能の向上
「NISSAN LEAF NISMO RC」は、ボディは軽量なカーボンモノコックにサブフレームを組み合わせた本格的なレーシングカーであるが、パワートレインは量産車であるNISSAN LEAFのものをそのまま搭載している。
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